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製品選定

ワイヤスレッドインサート:止まり穴・貫通穴、並目・ゆるみ止め

📅 2026-10-14📖 約4分📚 出典:GB/T 24425.1/.2/.3/.4-2009
#ワイヤスレッドインサート#止まり穴#ゆるみ止め#インサート

⚡ 要点

  1. 役割:軟質の軽合金母材(アルミ、マグネシウム、鋳鉄)に高強度のめねじを形成します。
  2. 4 つのタイプ:並目の貫通穴用、並目の止まり穴用、ゆるみ止め付き貫通穴用、ゆるみ止め付き止まり穴用です。
  3. 規格:GB/T 24425.1(並目・貫通)、.2(並目・止まり)、.3(ゆるみ止め・貫通)、.4(ゆるみ止め・止まり)。
  4. 材料:冷間圧延した異形断面(ダイヤモンド形)のステンレス 304 線材。高温用には Inconel も用意しています。
  5. 強度:装着後のねじ山は 8–12 級に達し、繰り返し組立が可能です。

1. ワイヤスレッドインサートが解決する課題

軟質材、たとえば ADC12 ダイカスト、AZ91D マグネシウム、鋳鉄に直接タップすると次のようになります。

  • 3–5 回の組立でねじ山が破壊します。
  • 強度が低く、負荷容量が不足します。
  • 破損した穴の補修は、オーバーサイズへの穴あけ直しになります。

ステンレス製のワイヤインサートを装着すると次のようになります。

  • めねじがステンレス鋼となり、8–12 級の強度になります。
  • 繰り返しの組立・分解が可能です。
  • 破損した穴を大きなオーバーサイズにせず補修できます。

2. 4 タイプの選び方

タイプ規格特徴用途
並目・貫通穴用GB/T 24425.1両端が開放。装着後に駆動用ツメ(タング)を折り取る一般の結合部
並目・止まり穴用GB/T 24425.2折り取るツメがなく、止まり穴に適する止まり穴、深穴
ゆるみ止め・貫通穴用GB/T 24425.3多角形状のゆるみ止めコイルを持ち、緩みに抵抗する振動環境
ゆるみ止め・止まり穴用GB/T 24425.4ツメなしに、ゆるみ止めコイルを追加振動のある止まり穴

3. 装着手順

  1. 専用ドリルでタップ穴をあけます(呼び径より 1.5–3 mm 大)。
  2. 専用タップでインサート用の特殊ねじを切ります。一般のねじ用タップは使えません。
  3. 装着工具でインサートをねじ込み、駆動用ツメを折り取ります。
  4. 切り粉を除去し、標準ボルトをねじ込みます。
重要:ワイヤインサートは特殊ねじを使用します。M6 のタップ穴は 8–9 mm 程度で、一般の M6 タップの 5 mm ではありません。

4. 選定のよくある質問

Q. アルミハウジングの M6 には何を使いますか。 並目の貫通穴用、長さ 1D で十分です。

Q. 振動する結合部にはゆるみ止めタイプが必要ですか。 はい。ゆるみ止めコイルは、ナイロンインサートナットのナイロンパッチと同じ働きをします。

Q. 止まり穴でツメを折れないのはなぜですか。 折れたツメが穴の底に落ちてしまうためです。

🛠️ 技術サポート: Toprecision は M3–M24 のワイヤスレッドインサートを全範囲で供給し、装着工具も取り扱っています。
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